皆さんこんにちは!いのしょうです!
今回はマネーリテラシー強化講座①:複利のすさまじい力と隠れたリスクについて理解しよう!
あなたにとってのお金の意味についての基本的な考え方を知ることで実際にお金に関する問題に直面したときに上手に対処することができます!
日本人のマネーリテラシーは他の先進国に比べて低いとされています。
しかし今後の自分の生活を豊かにしていくためにマネーリテラシーは必要です。
この記事をしっかりと理解することでマネーリテラシーを高めていきましょう!

いのしょう
この記事はこんな人におススメだ!
- マネーリテラシーを高めたい!
- お金の本質的な意味について考えたい!
- 上手にお金と関わっていきたい!
それでは一緒にマネーリテラシーを高めていきましょう!
毎年100万円もらうか、1円から始めて前年の2倍の金額をもらうか

あなたはこの質問に対してどっちの答えを選びますか?
人によって考え方は人それぞれです。
実はこの質問に対しての答えを深堀することでマネーリテラシーを身に着けることができるのです。
まずは自分なりに答えとその理由を考えてみましょう!
毎年100万円もらう方を選んだ場合
この選択肢はとても魅力的ですよね。
毎年100万円が自動的に自分のものになるのはとてもうれしいですね。
毎年100万円を30年間もらい続けることができれば合計で3000万円が自分のものになります。
かなりの金額をもらうことができますね!
1円から始めて前年の2倍の金額をもらう方を選んだ場合
この場合は1年目で1円、2年目で2円、3年目で4円・・・という風になります。
具体的に30年間もらい続けたらどうなるのか見てみましょう。
年数 | もらえる金額 |
---|---|
1年目 | 1円 |
5年目 | 16円 |
10年目 | 512円 |
15年目 | 1万6384円 |
20年目 | 52万4288円 |
25年目 | 1667万7216円 |
30年目 | 5億3687万912円 |
合計 | 10億73741823円 |
なんと21年目でもらえる金額が100万円を超え、30年目には5億円以上が手に入ります。
なんと30年間の合計では10億円を余裕で超える金額がもらえるのです!
この質問から学べるマネーリテラシー
それではもう一度同じ質問に答えるとしたらどうしますか?
おそらくほとんどの人が1円からスタートして去年の2倍の金額をもらう方を選ぶと思います。
この質問は複利というものが資産形成においてどれほど強力かを理解してもらうためによく使われます。
まずここで皆さんに身に着けてほしいマネーリテラシーは、、、
複利の力は時間が経てば経つほど大きくなっていく
このことをしっかりと頭に入れておきましょう!
これを理解することは資産形成で成功するために必要不可欠になります!

いのしょう
資産形成を長く続ければ続けるほど自分の資産も複利の力で勢いよく成長していくことを示しているぞ!
隠れたリスクを理解しよう:自分は確実に30年生きられる?

ここでは自分が50%の確率で20年後に亡くなり、50%の確率で残り30年以上生き延びるという条件を付け加えます。
つまり質問は「毎年100万円もらう、1円から始めて前年の2倍の金額をもらう、どちらを選びますか?ただし30年間生き続ける確率は50%とする」となります。
この条件を付け加えるだけで、先ほどの質問の答えが一気に分かれます。
それと同時に新しくマネーリテラシーを身に着けることができるのです!
あなたは20年後に50%の確率で死んでしまうという条件が付け加えられたらどちらを選びますか?
毎年100万円を受け取る方を選んだ場合
この条件でこちらを選んだ場合どのような結果が待っているでしょうか?
20年後に亡くなってしまった場合、合計で2000万円を受け取ることができました。
30年間生き続けた場合、合計で3000万円を受け取ることができます。
複利の力を知ってしまうと物足りなく感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
1円から始めて前年の2倍の金額をもらう方を選んだ場合
一方でこちらを選んだ場合どのような結果になるでしょうか?
20年後に亡くなってしまった場合受け取れる金額は、合計で104万8575円
30年後に亡くなってしまった場合受け取れる金額は、合計で10億7374万1823円
このような金額を50%の確率で受け取ることができます。
2つの結果を比較してわかること
まずはわかりやすく表にまとめてみました。
年数 | 毎年100万円の場合の合計 | 前年の2倍もらう場合の合計 |
---|---|---|
20年 | 2000万円 | 104万8575円 |
30年 | 3000万円 | 10億7374万1823円 |
このようになります。
なんと前年の2倍の金額をもらう場合の20年間の合計は、もう一つの選択肢のほぼ一年分になっています。
さらに前年の2倍の金額をもらう場合20年間で受け取る金額は、30年間の合計のわずか0.1%にしかなりません。
言い換えると、50%の確率で10億円を手に入れ、50%の確率でもらえる金額ほぼすべてを失うことになるのです!
さらに10年という時間は10億円以上の価値があるものだということが分かります。
これらを踏まえてあなたはどちらを選びますか?
この質問から学べるマネーリテラシー
簡単な条件を付け加えるだけで答えが大きく変わる質問となりました。
この質問は残りの寿命がお金に対する考え方を大きく変えることを理解するために使われる質問です。
ここで皆さんに身に着けてほしいマネーリテラシーは、、、
自分に残された時間を考えないことは資産形成において大きなリスクになる
このことをしっかりと理解しておきましょう!

いのしょう
自分の寿命を考慮しないと大きな損失になってしまう大きなリスクが存在するぞ!
まとめ:今回学んだ2つのマネーリテラシーが生かせるタイミング

今回は投資における時間が持つ力と自分に残された時間について解説しました。
投資をするにあたって自分のことについてしっかりと理解することが重要です!
最後にまとめとして、今回学んだ2つのマネーリテラシーはどんな場面で生かせるのか見ていきましょう!
複利の力は時間が経てば経つほど大きくなっていく
これは資産形成を始めようと思ったタイミングで生かすことができます。
なぜなら資産形成を早く始めれば始めるほど複利の力は大きくなっていきます!
その結果、自分の資産形成を成功させることが可能になります!
このマネーリテラシーを身に着ければ思い悩むのがどれほど無駄なことか教えてくれます!
自分に残された時間を考えないことは資産形成において大きなリスクになる
これは実際に投資をするときに生かすことができます。
例えば、30年間運用をしていれば大きな利益を得ることができる投資商品をおススメされたとします。
利益だけにとらわれることなく自分に残された時間について考えましょう!
このマネーリテラシーは自分に合った投資先を見つけたいときにとても役に立つものです!
マネーリテラシーを身に着けて幸せな人生を送ろう!
マネーリテラシーを身に着けることはすなわちお金に振り回されないことです。
お金に振り回されない知識を身に着けることによって幸せな人生を送れると私は信じています!
マネーリテラシーを学ぶことに年齢は関係ありません!
今すぐに行動して皆さんもマネーリテラシーについての勉強を習慣にしていきましょう!
※投資は自己責任で無理のない範囲で行いましょう