「資産運用を始めたいけれど、ETFと投資信託って何が違うの?」

こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?

どちらも複数の銘柄に分散投資できる金融商品で、初心者にも人気があります。

これらの2つの違いをしっかりと説明することが出来ますか?

この記事では、ETF(上場投資信託)と投資信託の違いを、初心者の方にもわかりやすく、ていねいに解説していきます!

自分に合った投資スタイルを見つけるヒントになることでしょう!

いのしょう

この記事はこんな人におススメだ!

  • 投資初心者
  • ETFと投資信託の違いを知りたい
  • 聞いたことはあるけどどちらに投資すればいいかわからない

それではETFと投資信託の違いを見ていきましょう!

そもそもETFと投資信託って何?

投資信託とは?

投資信託(ファンド)は、投資家から集めたお金を、運用のプロ(ファンドマネージャー)が株や債券などに分散投資する金融商品です。

個人投資家が一人で多くの銘柄に投資するのは大変ですが、投資信託を使えば少額からでも分散投資ができます。

ETFとは?

ETF(Exchange Traded Fund)は「上場投資信託」のことで、証券取引所に上場している投資信託です。

株と同じように市場でリアルタイムに売買ができます。

基本的には、ETFも投資信託の一種ですが、「取引所で売買できる」という点が大きな違いです。

いのしょう

どちらも分散投資に向いているという点では同じ投資商品だ!

ETFと投資信託の5つの違い

1. 売買方法の違い

ETFと投資信託では売買方法が異なっているのです!

項目ETF投資信託
売買方法証券取引所でリアルタイム売買証券会社や銀行経由で注文(1日1回の基準価額で約定)
値段の決まり方市場で決まる(株と同じ)1日1回、基準価額で決まる

2. 購入のしやすさ

投資信託は、ネット証券、銀行、郵便局など多くの窓口で購入可能です。

一方、ETFは株式と同じ扱いなので、証券口座が必要です。

また、1株単位や1口単位での購入になるため、最低購入金額が高くなる場合もあります。

3. 手数料の違い

ETFと投資信託には手数料においても違いがあります

手数料の種類ETF投資信託
購入時手数料あり(株の売買手数料)なし or あり(販売会社による)
運用管理費(信託報酬)一般的に低め種類によるが高めのものも

4. 配当金の取り扱い

ETFは、保有している株式や債券からの配当金を、投資家に「現金」で分配するタイプが多いです。

一方、投資信託は配当金を再投資してくれる「自動再投資型」も多く、複利効果が期待できます。

最近よく聞く「ほったらかし投資」は配当金を自動で再投資してくれるという特量を利用しています。

5. 運用スタイルと目的の違い

ETFは市場全体の動きに連動することを目的とする「インデックス型」がほとんどです。

投資信託には、指数を上回るリターンを狙う「アクティブ型」も多く、自分の目的や好みに応じて選ぶことができます。

アクティブファンドは手数料が割高の傾向があるため購入する際はじっくりと見極める必要があります!

いのしょう

この5つの違いを押さえて株式投資に生かせるようにしていきましょう!

初心者におすすめなのはどっち?

ETFと投資信託はどのように人たちにおススメなのでしょうか?

実際にどちらが初心者におススメなのかその理由も見ていきましょう!

投資初心者には「投資信託」がオススメな理由

  • 少額(100円〜)から積立できる
  • 自動積立・自動再投資が可能
  • 値動きを気にせず長期投資できる

株式投資に慣れているなら「ETF」も選択肢に

  • 株と同じように自由に売買したい
  • 手数料を抑えたい
  • 特定の指数に投資したい(例:S&P500、日経平均など)

いのしょう

時間に余裕がある人や金銭的に余裕がある人にはETFがおすすめです!反対に、投資する時間が取れなかったり、金銭的に余裕がない人は投資信託がおすすめです!

実際の商品例

投資信託やETFにはどのような商品があるのでしょうか?

下の3つの有名な商品の例を挙げます

「オルカン」の愛称で親しまれる有名なものもありますね!

商品名種類特徴
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)投資信託世界中の株に分散投資、低コスト、つみたてNISA対応
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)ETFアメリカの代表的な株価指数に連動、手数料が非常に安い
日経225連動型上場投資信託(1321)ETF日本の日経平均株価に連動、東証上場

この3つ以外にもたくさんの種類のETF、投資信託が売買されているので自分に合ったものを見つけてみましょう!

いのしょう

自分の投資スタイルを明額にしておくと自分に合った商品を見つけやすくなるぞ!

まとめ:あなたに合った投資スタイルを見つけよう

ETFと投資信託、どちらも「分散投資」ができる便利な金融商品ですが、使い方や特徴には大きな違いがあります。

比較項目ETF投資信託
売買タイミングリアルタイム1日1回
販売場所証券取引所(証券口座が必要)銀行・ネット証券など
最低購入額数千円〜数万円100円〜可能(ネット証券)
コスト一般的に低い商品によるが高い場合もある

どちらが「正解」というわけではなく、あなたの投資スタイルや目的に合わせて選ぶことが大切です。

例えば、「コツコツ積み立てて将来に備えたい」という方には、低コストの投資信託がぴったり。

「リアルタイムで売買してタイミングを見たい」という方は、ETFに魅力を感じるかもしれません。

まずは小額からスタートして、経験を積みながら自分に合った方法を探してみてくださいね。

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